毛玉が付きにくい生地【調べてみた】
こんにちは。アラフォー女です。
たまにお客様に
「この生地の素材は毛玉つきやすいのかしら?」
などと質問されます。
聞かれたら簡単に説明はするのですが、私もなんとなく化学繊維は付きやすい、くらいしかわからなかったので気になり始めました。
なので今回は
毛玉が付きにくい生地
について詳しく調べてみた結果を書こうと思います。
素材の強度が強いと毛玉が出来る
まず、そもそもどうして毛玉が出来るのかですが、静電気や摩擦はもちろんの事、素材の強度も関係しているようです。
素材が強い⇒繊維同士が絡まってほどけず、毛玉が千切れない
・アクリル
・ポリエステル などの合成繊維/化学繊維
素材が弱い⇒繊維同士が絡まってもほどけやすくて、毛玉が千切れやすい
・綿(植物)
・ウール(羊)
・カシミヤ(山羊)
・シルク(カイコ)などの天然素材
強度があると生地も長持ちしそうで良い様に感じますが、毛玉もしっかり出来て離れない様です。そして素材が弱いものは毛玉自体が出来にくく、付いてもすぐ千切れているんですね。
たまに、天然素材と混合されている生地もありますが、合成繊維の割合が多いと毛玉が付きやすくなるようです。
毛玉が付きにくい素材は、綿!
強度が低い天然素材がやはり毛玉が付きにくい様ですが、その中でも綿!これは非常に毛玉が付きにくい様です。その次にシルク。静電気が起こりにくいので毛玉も付きにくいとか。
でも綿とシルク以外のウール・カシミヤは、種類によっては毛玉が出来る事もあるらしいです。
調査結果まとめ
たしかに化学繊維は毛玉が付きやすい気はしていたけど、素材の強度が関係しているとは思いませんでした。面白いねぇ。調べてみるもんですね。
ちなみに昔、ベッドカバーに出来る細かい毛玉が嫌で母に相談したら「綿100%素材のベッドカバーは毛玉が出来ないよ」と言われました。それからずっと綿100%のカバーを使っていますが、確かに毛玉は出来ていません。
そしてその時に、「どうして綿だと毛玉が出来ないの?」と母に聞きましたが、「長年の経験で知っている」とだけ言われました。母すごい。
では今回はこのへんで。