自分を守る為に。
こんにちは。アラフォー女です。
今回は真面目なお話しを。
最近本州では地震が多発していますよね。怖いし不安ですよね、地震。地震速報が流れる度にビクッとします。
北海道も地震はよくあるのですが、皆様その時の備えはしっかりしているのでしょうか。
私の夫は海上保安官をしています。海上自衛隊さんと間違われることもよくありますが、海保は簡単に言うと『海の警察』です。海で悪い事をしてる人を捕まえたり、海の事故に対応したり、困っている人が居たら助けにも行きます。他にも色んな業務があるらしいのですが、夫もあまり話さないので、それなりに海保の妻を何年もやったけどあんまり知りませんw
でね、海保って何かあったらとりあえず居なくなるんですよ。何かというのは、災害です。
もちろん地震が起きて津波警報などが出たら、ものの数分で家から居なくなります。津波警報が出ていなくても、震度が大きければ帰船しなければならないという決まりもあるのです。
映画『海猿』を観た事はありますかね。ちょっと盛ってる感が否めないけど、ほぼあんな感じです。
実は、お付き合いをするまで『海猿』を知らなかったので、少しずつ夫の職業について知りました。でも最初の頃は本当に何にも教えてくれなかったので、夜中急に電話が鳴り『はい、はい、了解ですー』だけ言って家から飛び出して行った時は、女の子に呼び出されたと勘違いをし、震える声で『あいつやっぱり他にも女いるぞ』と友人に電話をしていました。ホント最低。
で、夫の転勤を機に結婚し、その後、東日本大震災を経験。次の転勤も決まっていた為、夫が不在のまま色々な準備や手続きをしました。
自分の身は自分で守るしかないんだなあ!というのもこの時に学んだことです。
夫は、震災当日から転勤する日まで帰って来れなかった為、その間に起きる余震や断水、停電、何もかもを自分だけで対処するしかなくとっても不安でした。なので、それまで防災リュックとか備蓄品とか考えたこともなかったけど、あの日からしっかり備える様になりました。最低限自分の必要な物が1つのリュックに入っていると、たとえ夜中に真っ暗になっても落ち着いて行動出来るんですよね。たまに私の住んでいる地域は停電しますが、割りと余裕です。
一昨年の北海道の地震、あの時もリュックが活躍。ただリュックの中に、友人の結婚式の時に持ち帰ったロウソクを入れてあったんですが、それがね、なんか7色に光が変化する装置が仕込まれていたみたいで。真っ暗になって「出番だぞ!!」とロウソクを着けたら一気にパーリーナイトに。とりあえず····明るいからいいか!と大変お世話になりました。ありがとう。
なので、備えは大事です。最近本当に地震が多いのでとても心配しています。私の勤め先のコールセンターにも、保存水や保存食を買うお客様が最近多いです。こうして時間に余裕がある時に揃えておくのが良いのかもしれないですね。